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東京の「お餅」の口コミは前年比168%増。10月8日発表のGoogleマップ初の「年間グルメリスト」から読む、口コミ・ルート検索・新しさで選ばれる飲食店が今週そろえる3つのこと【チェックリスト付き】

東京の「お餅」の口コミは前年比168%増。10月8日発表のGoogleマップ初の「年間グルメリスト」から読む、口コミ・ルート検索・新しさで選ばれる飲食店が今週そろえる3つのこと【チェックリスト付き】

Googleは10月8日、マップの口コミ・評価・ルート検索のデータから選んだ初の年間グルメリストを東京など10都市で公開しました。東京ではお餅の口コミが前年比168%増。同日紹介された「トレンド」「Gems」リストも含め、飲食店が今週そろえる3つのことをまとめます。

先に結論をお伝えします。Googleは2026年10月8日、Googleマップのデータから選んだ初の年間グルメリスト(Fan-Favorite Dining List)を、東京を含む世界10都市で公開しました。選定に使われたのは、口コミ・評価・ルート検索の集計データです。

東京では「お餅」に触れた口コミが前年比168%増と紹介されました。広告費や知名度ではなく、「お客様が書いた中身」と「実際に道を調べた行動」が、Googleが店を選ぶときの材料になっていることがはっきりした発表です。

こんな悩みはありませんか?

  • Googleマップの評価は悪くないのに、近隣の店ほど見つけてもらえていない気がする
  • 「トレンド」や「人気」のリストに載る店と、自店の違いが分からない
  • 口コミは増えているが、何が書かれているかまでは見ていない

この記事で分かること

  • 10月8日にGoogleが発表した内容(事実)
  • 「評価の★が高ければ選ばれる」が半分しか正しくない理由
  • 口コミ・ルート検索・新しさの3つで、今週そろえること

10月8日にGoogleが発表したこと

Googleマップの公式ブログで発表された内容は次のとおりです。

項目 内容
名称 2026年 Googleマップ:ファンのお気に入りグルメリスト(Fan-Favorite Dining List)
対象 東京・ニューヨーク・ロンドン・シカゴ・メルボルンなど10都市
使われたデータ 1年分の口コミ・評価・ルート検索の集計
東京のトレンド 「お餅」に触れた口コミが前年比168%増
世界の傾向 抹茶はほぼすべての都市で2桁増
見られる場所 公式サイトで公開、Googleマップに保存も可能

同じ日に、Googleの日本語公式ブログでは飲食店選びに使える機能も紹介されました。「マップに相談」は数十億件の写真・口コミ・メニューを分析して条件に合う店を探すこと、スポットタブでは毎週更新される「🔥トレンド」「💎Gems(近所の新店)」「🏆トップ」のリストが見られること、店のページで予約のコツ・駐車場・おすすめ料理などのヒントが確認できることです。

なお、リストの重み付けや最低口コミ件数、応募の仕組みは公開されていません。ここから先は、発表内容をもとにしたヒロガルの見立てです。

よくある誤解:「★が高ければGoogleに選ばれる」

★の高さは大切ですが、今回の発表で選定に使われたのは評価だけではありません。口コミの「中身」(何について書かれているか)と、ルート検索という「行動」も明記されています。

お餅や抹茶の伸びが「口コミで触れられた回数」で語られていることからも、Googleは口コミを★の平均としてだけでなく、何の店として語られているかとして読んでいると考えられます。★4.8でも中身が薄い店より、★4.5で看板料理が繰り返し語られる店のほうが、特定のメニューで探す人の候補に入りやすい可能性があります。

Point

Googleが店を選ぶ材料は★の高さだけではない。口コミに何が書かれ、何人が道を調べたか。その積み重ねが「選ばれる店」をつくります。

口コミの中身:「何の店か」が伝わる言葉を残してもらう

なぜ中身なのか

東京のお餅のように、トレンドは「口コミの中の言葉」で測られています。「マップに相談」も口コミやメニューを読んで店を探すため、看板料理の名前が口コミに出てこない店は、料理名で探す人に見つかりにくくなります。

どうやるか

ただし、口コミに料理名を書いてほしいと頼むのはGoogleのポリシー違反です。店側でできるのは、料理名が自然に記憶に残る見せ方を整えることです。

  • 看板料理に、覚えやすく他店と区別できる名前をつける
  • メニュー表・卓上POP・店内の黒板で、その名前を目に入る位置に置く
  • Googleビジネスプロフィールの「メニュー」に同じ名前と価格で登録する

詳しいやり方は口コミに「料理名」が残る飲食店は、Googleマップで看板料理ごと見つかるで解説しています。

ルート検索:「行きたい」を迷わず来店につなげる

なぜルート検索なのか

今回のリストでは、ルート検索の集計が選定材料の一つでした。ルート検索は「行ってみよう」と決めた人の行動で、来店にいちばん近い数字です。ヒロガルが支援している京都市内の日本酒・燻製の居酒屋様では、Googleマップのアクション603件(2026年7月)のうち389件がルート検索でした。

どうやるか

  • マップのピンが入口の位置と合っているかを確認する(ビルの裏口や駐車場にずれていないか)
  • 外観・入口・看板の写真を載せ、「この建物の何階か」を説明文に書く
  • 最寄り駅からの道順や駐車場の有無を、説明文と店のページの両方に書く

ピンの位置がずれていると、ルート検索をしたお客様が店の前で迷い、電話や来店をあきらめる原因になります。

新しさ:「トレンド」「Gems」の土俵に乗れる情報にする

なぜ新しさなのか

スポットタブの「トレンド」は人気が急上昇している店、「Gems」は近所の新店、と説明されています。毎週更新されるリストである以上、最近の動きが見られていると考えるのが自然です。何年も写真やメニューが変わらない店は、この土俵に乗りにくくなる可能性があります。

どうやるか

  • 季節メニューを出したら、写真とメニュー登録を同じ週に入れ替える
  • Googleビジネスプロフィールの投稿を週1回続ける
  • 営業時間の変更・臨時休業は、決まった日に反映する

今週やる:Googleに「選ばれる材料」チェックリスト

# チェック項目 区分
1 看板料理に、覚えやすい名前がついている 口コミの中身
2 その名前がメニュー表・店内表示に大きく出ている 口コミの中身
3 Googleのメニューに同じ名前と価格で登録している 口コミの中身
4 口コミのお願いで、料理名などの内容を指定していない 口コミの中身
5 マップのピンが入口の位置と合っている ルート検索
6 外観・入口の写真があり、何階かが分かる ルート検索
7 最寄り駅からの道順・駐車場の有無を書いている ルート検索
8 直近1ヶ月以内に写真を追加している 新しさ
9 週1回の投稿が続いている 新しさ
10 パフォーマンス画面でルート検索数を毎月記録している 共通

この変化が売上のどこに効くか

まず効くのは来店数です。ルート検索は来店の一歩手前の行動なので、ピンのずれや道順の分かりにくさで迷うお客様を減らすことが、そのまま新規来店の取りこぼしを減らします。

次に予約数と客単価です。看板料理の名前で見つけてもらえる店は、「その料理を食べに来る」目的のはっきりしたお客様が増えます。目的のある来店は注文が決まりやすく、満足した方の口コミが次のお客様を連れてくるため、リピートと口コミの循環にもつながります。

ヒロガルは200店舗以上を支援しており、うちミシュランガイド掲載店は10店舗です。その現場でも、ピンの位置・入口写真・メニュー登録の3つは、お金をかけずにすぐ直せる項目です。

まとめ

  • Googleは10月8日、口コミ・評価・ルート検索のデータから選んだ初の年間グルメリストを10都市で公開した
  • 東京ではお餅の口コミが前年比168%増。Googleは★だけでなく「口コミの中身」を見ている
  • 看板料理の名前が自然に残る見せ方を整える(料理名を書くよう頼むのはポリシー違反)
  • ピン・入口写真・道順で、ルート検索を来店につなげる
  • 写真・メニュー・投稿を更新し、毎週変わる「トレンド」「Gems」の土俵に乗る

次に読む記事:「近くの居酒屋」で探されても自店が出てこない飲食店へ/AIに勧められた店への来店は60%、情報の不備で候補から外した人は8割以上

飲食店のGoogle対策をまとめて知りたい方は、飲食店のGoogleマップ・AI検索対策まとめもご覧ください。

参考: - Google Maps' first Fan-Favorite Dining List(Google公式ブログ、2026年10月8日) - Google マップで最高のグルメ体験を楽しむ 3 つの方法(Google Japan Blog、2026年10月8日) - ファンのお気に入りグルメリスト 公式サイト(Google)

この記事が含まれるガイド飲食店のGoogleマップ・AI検索対策 完全ガイド|「近くで探す人」「AIに聞く人」「訪日客」に選ばれる店の条件

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よくあるご質問

Googleマップの年間グルメリストには、どうすれば載りますか?

応募や申請の仕組みは発表されていません。Googleは口コミ・評価・ルート検索の集計データを使ったと説明していますが、重み付けや件数の基準は公開されていません。リストに載ることを目標にするより、同じデータ(口コミの中身・ルート検索・情報の新しさ)を日ごろから積み上げることが、通常のマップ検索や「マップに相談」での表示にもつながると考えるのが現実的です。

口コミに料理名を書いてもらえるよう頼んでもいいですか?

Googleのポリシーでは、口コミに特定の内容(料理名やスタッフ名など)を含めるよう依頼することは禁止されています。お願いできるのは「実体験に基づく口コミを、内容に影響を与えずにお願いすること」だけです。料理名が口コミに残りやすくするには、メニュー名や店内の表示を覚えやすくするなど、店側の見せ方を工夫します。

ルート検索の数はどこで確認できますか?

Googleビジネスプロフィールの「パフォーマンス」で、ルート検索・通話・ウェブサイトのクリックなどの数を月ごとに確認できます。今回のリストでもルート検索のデータが使われているため、自店の月ごとの推移を記録しておくことをおすすめします。

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