ホットペッパーのクーポンを増やす前に必ず見てほしい3つのこと。枚数を増やしても検索で上がらない美容室の「名前・割合・並び順」

ホットペッパービューティーのクーポンは何枚出せばいいのか。枚数を増やしても検索で上位に出ない美容室に向けて、フリーワード検索で見られている「クーポン名・狙う言葉を含む割合・一覧の並び順」の3つと、クーポンを足す前のチェックリスト、そのまま使える名前の付け方の例をまとめました。
ホットペッパービューティーの新規が伸びないとき、「クーポンをもっと増やそう」と考える美容室は少なくありません。ですが、枚数を増やしたのに検索結果での見え方が変わらない、むしろ主力メニューが埋もれてしまった、という相談もよくあります。
先に結論をお伝えします。クーポンは「何枚あるか」より、「検索される言葉がクーポン名にあるか」「その言葉を含むクーポンが全体の何割か」「主力が一覧の上にあるか」の3つで見直すのがおすすめです。この記事では、クーポンを足す前に確認したいことを順番にまとめました。
こんな悩みはありませんか?
- クーポンを増やしたのに、新規の予約が増えない
- 「髪質改善」「縮毛矯正」など主力の言葉で検索しても、自店がなかなか出てこない
- クーポンが多すぎて、どれを残せばいいか分からない
この記事で分かること
- クーポンの枚数より先に見るべき3つのポイント
- 検索で見つかりやすいクーポン名の付け方の例
- クーポンを足す前・削る前のチェックリスト
よくある誤解:「クーポンは多いほど検索に有利」
クーポンを増やせば、いろいろな言葉で検索に引っかかる。この考え方は半分だけ正しいです。新しい言葉を含むクーポンを足せば、その言葉で見つかる可能性は広がります。
一方で、狙っていない言葉のクーポンばかり増えると、主力メニューの言葉を含むクーポンの「比率」が下がります。支援の現場では、クーポンをまとめて追加したあとに、もともと強かった言葉での表示順位が下がったケースも見てきました。
Point
クーポンは「何枚あるか」ではなく、「お客様が探す言葉で、主力メニューが見つかる並びになっているか」で決まります。
ホットペッパーで新規が増えない原因を、掲載→表示→閲覧→予約の順で切り分ける考え方は掲載しているのに増えない原因は「表示」にあるで解説しています。クーポンの見直しは、このうち「表示」を改善する打ち手です。
名前:クーポン名に「お客様が検索する言葉」を入れる
なぜ名前が大切なのか
ホットペッパービューティーのフリーワード検索では、クーポンの名前や説明に書かれた言葉も検索の対象になります。さらに検索結果の画面では、店名の下にクーポンが数本だけ表示されます。お客様が最初に目にするのは、クーポンの中身より「名前」です。
どうやって付けるか
1本のクーポンで狙う言葉は1〜2つに絞ります。「誰の・どんな悩みに・何をするか」が分かる順で書くと、検索にも予約にも効きやすくなります。
| 見直し前 | 見直し後の例 |
|---|---|
| 【人気No.1】Aコース | 【髪質改善】うねり・広がりに◎カット+髪質改善トリートメント |
| 秋のおすすめカラー | 【透明感カラー】秋の暖色ブラウン+カット |
| 学生さん限定 | 【学割U24】カット+前髪カット |
避けたい名前の付け方
言葉を並べるだけの名前(「髪質改善/縮毛矯正/艶髪/トリートメント/…」)は、検索に引っかかっても画面上で読みにくく、予約されにくくなる可能性があります。見つかることと、選ばれることの両方を意識してください。
割合:狙う言葉を含むクーポンが「全体の何割か」を数える
なぜ割合を見るのか
主力にしたい言葉があるなら、その言葉を含むクーポンが全体の中でどれくらいあるかが目安になります。冒頭の誤解のとおり、関係のないクーポンを足すほど、この割合は下がります。
どうやって数えるか
サロンボードのクーポン一覧を見ながら、次の手順で数えます。
- 主力にしたい言葉を3つ決める(例:髪質改善・縮毛矯正・透明感カラー)
- それぞれの言葉が、名前か説明に入っているクーポンの本数を数える
- 「その本数 ÷ クーポンの総数」で割合を出す
- 割合が低い言葉は、既存クーポンの名前・説明に自然に入れられないか検討する
例:言葉を足すときの考え方
たとえばカット+トリートメントのクーポンに、髪質改善のメニューを組み合わせているなら、説明に「髪質改善トリートメント使用」と書くのは自然です。実際の施術内容と合わない言葉を入れるのは避けます。来店後の「思っていたのと違う」につながり、口コミや再来に響くからです。
並び順:主力のクーポンを一覧の上に置く
なぜ並び順なのか
お客様はクーポン一覧を上から見ます。上のほうにあるクーポンほど目に入りやすく、予約にも近い位置です。主力メニューが一覧の下に埋もれていると、検索で来てもらっても選ばれにくくなります。
どうやって並べるか
上から「新規向けの主力 → 新規向けの定番 → 再来向け → 季節・限定」の順に並べるのが基本です。季節の入れ替えに合わせて並び順も見直すと、手間を増やさずに鮮度を保てます(季節ごとの掲載刷新カレンダーも参考にしてください)。
すぐ使える:クーポンを足す前・削る前のチェックリスト
- [ ] このクーポンで狙う言葉は決まっているか(1〜2つ)
- [ ] その言葉は、お客様が実際に検索しそうな言い方か
- [ ] 同じ言葉・同じ内容のクーポンがすでにないか
- [ ] 追加すると、主力の言葉を含むクーポンの割合が下がらないか
- [ ] クーポン名だけで「誰の・どんな悩みに・何をするか」が分かるか
- [ ] 施術内容と名前・説明の言葉が一致しているか
- [ ] 一覧のどの位置に置くか決めたか
- [ ] 削除候補は、過去数ヶ月の予約数をサロンボードで確認したか
クーポンは「足したら終わり」ではありません。変更したら1週間で表示の兆しを見て、1ヶ月で判定する運用がおすすめです(1週間で兆しを見て1ヶ月で判定する運用)。
まとめ
- クーポンは枚数より「名前・割合・並び順」で見直します
- クーポン名には、お客様が検索する言葉を1〜2つに絞って入れます
- 主力にしたい言葉を含むクーポンの割合を数え、関係のないクーポンを増やしすぎないようにします
- 主力のクーポンは一覧の上に置きます
- 変更したら1週間で兆しを見て、1ヶ月で判定します
次に読む記事:メンズ客・学生・産後ママ…ニッチワードのクーポン設計例
ホットペッパービューティーの運用をまとめて知りたい方は、ホットペッパービューティー運用のまとめガイドもご覧ください。
よくあるご質問
ホットペッパービューティーのクーポンは何枚あれば十分ですか?
決まった正解の枚数はありません。枚数そのものより、お客様が検索する言葉を含むクーポンがあるか、その言葉を含むクーポンが全体の中でどれくらいの割合を占めているかを先に確認することをおすすめします。目的のないクーポンを足すと、かえって主力メニューが目立たなくなることがあります。
クーポン名にキーワードをたくさん並べれば検索で上がりますか?
言葉を並べるだけのクーポン名は、検索結果の画面でお客様に読みにくく、予約されにくくなる可能性があります。1本のクーポンで狙う言葉は1〜2つに絞り、「誰の・どんな悩みに・何をするメニューか」が一目で分かる名前にするのがおすすめです。
使っていないクーポンは削除したほうがいいですか?
予約がほとんど入らず、狙う言葉も含まないクーポンは、まとめるか掲載を止めることを検討してよいと思います。ただし季節限定や再来用など役割があるものは残し、削除する前に過去数ヶ月の予約数をサロンボードで確認してから判断してください。